深蒸し茶は普通煎茶と比べ蒸し時間が長いため、製造段階で茶葉が徐々に粉れていき、出来上がった製品はやや細かくなります。外見は細かくて高級感がないという方もいらっしゃると思いますが、実際に急須で淹れてみると色は鮮やかな緑で、渋みが少なくまろやかな味わいです。
お茶の樹はとても生命力が強く、葉を摘んでもまた新たに新芽が伸びてきます。そのため1年に3回ほどお茶摘みが行なわれています。4月下旬から5月中旬にかけて、その年初めて萌え出た新芽から作られる一番茶が新茶と呼ばれ、その茶葉には前年の秋から春にかけて蓄えられた栄養が豊富に含まれており、最も香味豊かなお茶とされています。
丸尾製茶は静岡県袋井市豊沢地区において、約7haの茶園を管理する自園自製の茶農家です。豊沢地区は袋井・掛川両市にまたがる小笠山のふもとに位置し、お茶の生育に適した水はけの良い土壌で、程よく昼と夜の寒暖差があるため、味の濃い上質なお茶を生産することが出来ます。
丸尾製茶では、上質な発酵肥料や自家製の熟成堆肥を年間を通して茶園に施しています。
有機物を入れることにより、土の中の微生物やミミズの働きが活発になり、栄養豊富なやわらかい土が出来上がります。
丸尾製茶では日頃の茶園管理からお茶の製造、商品の梱包まですべてを一貫して行っています。栽培から製造まですべてを手掛けることにより、こだわりの高品質なお茶を低価格でお客様にお届けすることが出来ます。