• 丸尾製茶のお茶ができるまで

おいしいお茶は原材料となる生葉が命!

~高品質な一番茶(新茶)を作るために重要なポイントがあります~

ポイント① 一番茶芽の栄養の貯蔵庫となる三番茶葉を大事に育てます

お茶の成育サイクル


鹿児島など暖かい地域では三番茶の摘採を行いますが、そうすると枝が細くなり茶葉も小さく未熟なものとなりがちです。当社では一番茶の品質を最優先に考え三番茶芽が完全に生育しきるまで自由に成長させます。
茶葉は新芽に送られる栄養の貯蔵庫となるため、大きく厚い葉ほどより多くの養分を貯蔵することができます。夏場の太陽の光を大きな葉でたっぷりと浴び、光合成をおこない養分を蓄えていきます。


ポイント② やわらかい土を作り、根から養分をたっぷりと吸収させる

やわらかい土を作り、根から養分をたっぷりと吸収させるやわらかい土を作り、根から養分をたっぷりと吸収させる


~土づくりにこだわっています~

当社では、上質な発酵肥料を春・夏・秋と年間通して施しています。さらに自家製の熟成堆肥を夏から秋にかけて散布します。発酵肥料や堆肥などの有機物を畑に入れることにより、土壌中の微生物やミミズの働きが活発になり、栄養豊富なやわらかい土が出来上がります。土が軟らかければ茶の樹は自由に根を伸ばすことができ、より多くの養分を吸収することが出来ます。


静岡県袋井市の深蒸し茶・丸尾製茶

自家製の熟成堆肥

ショベルカーを使用して定期的に堆肥をかき混ぜることによって、空気と水分を十分に行き渡らせ、微生物による分解を促します。そうして熟成した堆肥を、乗用型堆肥散布機で畑に施します。

ポイント③ 大型の乗用機械による管理

上質なお茶を製造するためには、原料である茶葉が栄養をたくさん含んでいることに加え、生育程度が均一であることが重要になります。生育程度の異なる茶葉を一緒に製造すると、葉に含まれる水分が均一でないことから、茶葉によって乾燥の進み具合に差が生じ、製品の品質が低下してしまいます。均一な茶葉を確保するために、当社では摘採・防除・整枝などの栽培管理において、全茶園に乗用型管理機を導入しています。


  • お茶

    摘採の様子

  • 防除

    防除の様子

  • 整枝

    整枝の様子


こうして愛情こめて大事に育てられた茶葉は、摘み取られたのち自社工場に送られます・・・

丸尾製茶の商品は上質な一番茶のみを使用しています


こだわり深むし茶の製造工程!

蒸しの決め手は送帯式蒸し機

現在ほとんどの茶工場で使用されているのは丸胴式蒸機といわれるものですが、当社では高級茶の製造に使用されることの多い送帯式蒸機を使用しています。
丸胴式では、茶葉を撹拌して叩きながら蒸すため製品が細かくなりやすく、わずかにえぐみが出てしまうことがあります。それに対し送帯式は、網の上に茶葉を薄く広げたっぷりの蒸気で蒸すため、葉を傷めず必要以上に製品が細かくなることを防ぎ、すっきりとした澄んだ味わいのお茶に仕上がります。

丸尾製茶の商品は上質な一番茶のみを使用しています


120キロの製造ラインにて製茶

当社では茶葉の水分含有率、温度などを自動でコンピューター制御するシステムを導入し、常に安定した品質のお茶を製造することができます。同時に茶師の長年の感覚によって細かい調整を行い、機械では行き届かない細部まで気を配りながら、真心こめて製造しています。

静岡県袋井市の深蒸し茶・丸尾製茶


こうして出来上がったお茶の中でも、厳選した品質の良い一番茶のみを仕上げ加工し、丁寧に梱包して販売いたします!
大手のお茶屋さんでは、二番茶や前年度の在庫をブレンドし販売することがありますが、丸尾製茶の商品はすべて当年の一番茶のみを使用して販売いたしますので、安心してお買い求めいただけます。

静岡県袋井市の深蒸し茶・丸尾製茶

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